作戦能力が低いので梅干しで戦力強化したらうまくいった話

作戦能力が低いので梅干しで戦力強化したらうまくいった話

今年の夏にメンタルトレーニングの手法を学び、
11月よりトレーニングサポートを提供しています。

今日はビジネスリーダーの資質に大切な「自信」「作戦能力」のうち、
「作戦能力」について少し書いていきます。

関連キーワードを先にあげておきましょう。

「梅干し」「している」「唾液」 です。

 

作戦能力が弱いひとの特徴は?

ビジネスリーダーやスポーツにも必要なスキル「作戦能力」を、
メンタルトレーニング的に2つの因子に分けます。

ひとつは、予測力。もうひとつは判断力です。

【予測力が弱い人の特徴】

  • すでに立てた見通し、作戦を状況に応じて素早く切り替えることができない。
  • 勝つための作戦、戦略を多角的に立てることができない。

【判断力が弱い人の特徴】

  • 本番や大事なところで的確な判断ができなくなる。
  • 苦しい状況で冷静さに欠ける。
  • 本番でまわりの状況をうまく判断できない。

外的要因、内的要因はさまざま。

わたくしにも思い当たる節が多々あります(つらい)。

みなさんはいかがですか?

 

作戦能力を高めるには?

作戦能力を高める=本番環境で起こりうるさまざまな状況を想定し、
それに対応できる準備をしていくことですよね。
「状況を想定するための想像力を高める」と言い換えることもできそうです。

個人的な話になりますが、過去にトライアスロンにハマった時期がありました。

初トライアスロンで一番DNF(途中棄権)が多いスイム。
多いパターンは「プールスイムでは距離を泳げるのに、海だと方向感覚を失ってまっすぐ泳げない」「スタート直後の集団にまきこまれてパニックになる」でしょうか。

それらを想定してデビュー戦前に実施した練習方法を以下に書き出してみます。

ちなみに初トライアスロンはサンポート高松トライアスロンのオリンピックディスタンスでした。

スイムの距離は1500m。街中のレースで応援も迫力があり、デビューにはおすすめの大会です。

下記の内容を本番まで概ね4か月くらいの間で実施しました。
(他にバイク、ランでも様々実施しましたが割愛)

もちろんすべての項目を、練習開始時に想定はできませんでした。
練習を進めながら直感で必要だ、と思った項目が多いです。
また、トライアスロン経験者に相談して調整した項目もあります。

  • まず、プールスイムでどの程度泳げるか試した。
  • 最初は泳力がなかったので50m、100m、250m、500m、750m、と徐々に距離をのばしていくスケジュールをたてた。
  • スケジュール通りの泳力がつかなかったが、途中で細かい休憩をはさみながら目標の距離を都度泳ぎ切る練習を続けた。
  • 本番で1500mを泳ぎきれるように、プールスイムでは1600~1750m設定で練習を繰り返した。
  • 海で泳ぐにはコースロープが無い為に、方向を確認し進む方向を修正しながら泳ぐ必要がある。
    ヘッドアップスイムの動きを自分の部屋で動画を視聴しながら試行した。
  • プール内で泳がずに顔をつけてヘッドアップの練習を繰り返し行ない、息継ぎと合わせてタイミングを確認した。
  • ヘッドアップスイムで1600~1750m泳げるように繰り返し練習した。
  • ヘッドアップスイムは顔を上げるだけだと意味がないので、泳ぎながら前方の目標物、息継ぎ時左右の1点注視&後方を注視、次に広い視野で様々なものを確認する練習を繰り返し行なった。
  • スイムスタート当初の密集状態の練習をプールスイムで行うためにあえて初心者レーンに入り、混んでいてゆっくり泳いでいる人たちに交じって遅く泳ぐ練習を繰り返し行った。
  • 中級者レーンに入り周囲の方に許可を得たうえで少し遅く泳ぎ、追い越してもらう練習を繰り返し行った。
  • 初心者レーンに入り周囲の方に許可を得たうえで、前に泳いでいる人に追いついたら左右後方確認後、レーン内でコース変更し追い越す練習を繰り返し行った。
  • 視力が弱いので度付きのゴーグルを購入し、装着してプールスイムで練習した。
  • スタート直後密集時に周囲の選手にぶつかってゴーグルが取れてパニックにならないように、プールスイムで泳ぎながらゴーグルを外し、装着しなおす練習を行った。
  • 度付きゴーグルを紛失した場合を想定して通常のゴーグルで練習した。
  • パニックになった時のことを想定し、背浮き(背泳ぎ状態で泳がず浮く)練習をウェットスーツなしで行った。
  • ウェットスーツの着脱練習を自宅で繰り返し行った。
  • スイムのみのオープンウォータースイムレース(OWS)に出場し、本番環境でプールスイムで行った練習を再現できるかテストした。
  • OWSで選手に近寄り、離れる練習をした。
  • OWSで選手に近寄られた、触られたときに自分がどうなるか観察した。
  • スイムアップ後のふらつきを抑えるために、OWSのゴール前に強いバタ足の練習を行った。
  • アクアスロン(スイム、ラン)の大会に出場し、スイムフィニッシュ後のウェットスーツ着脱を本番環境に近い形で行った。

※スイムコーチの方、トライアスロン初心者はこんな感覚です。ぜひ参考にしてください!^^

 

…たくさん書き出しましたが、実はここに1点たりないことがあります。

それは、「早い段階で本番の会場を見に行くこと」「本番の会場で実際に泳いでみること」でした。
(当時は前日入りして会場全体を確認しました)

作戦能力を高める、本番で実力を発揮するにはまずその「目的地」「ゴール」を明確にすることが大切です。

「数か月後に実施される(約120日)トライアスロンのスイム1500mを泳ぎ切る」

という目標設定(ゴール、KGI)に対して、

  • 現時点の実力を確認
  • 本番環境に必要なことを書き出し
  • ゴールに経由する細かい目標設定(KPI)
  • 練習スケジュールに組み込む
  • スケジュールに沿って練習、タスク実施
  • 練習実施後にログ記録(定量、定性、クリアできた点、できなかった点、気づきなど)
  • 実力とゴールまでの当初計画に対する乖離を把握、練習内容適宜修正(OKR, PDCA)
  • スケジュールに沿って練習、タスク実施
  • 本番に臨む

とまとめることができると思います。

サンポート高松トライアスロン2013

 

これらのことって、スポーツのみならず普段のビジネスでも
行うことですよね。

さて、ここまで書いていて冒頭のキーワード「梅干し」「している」「唾液」がここまで全く出てきていないことに気づきました。

作戦能力を高めるための練習にからめて、少しお話していきます。

 

作戦能力を高める練習

梅干しを食べている場面を想像(イメージ)すると、唾液が自然にでてきますよね。

作戦能力を高めるには、この鮮明なイメージづくりがポイントです。

梅干しを食べたことがない人はその形、色を見ただけでは(しょっぱさ由来の)唾液は出ません。

 

イメージを鮮明に思い浮かべることができると、私たちの身体はその状況に応じて脳から指令が出て準備を始めます。

これを繰り返し行いさまざまな場面や状況をイメージして、
目的地に達する(目的を達成する、ゴールする)ために必要なことを把握し実施していくことが大切です。

想像できないところは実地に訪問する、インターネットで画像を見る、
グーグルマップやストリートビューで事前に確認することも良いでしょう。

本番環境の中で自分がそれを「実施している」「行っている」ことを繰り返し想像し、
そのために必要なことを洗い出していくことが作戦能力を高めるキーワードになります。

前述のスイムの例でいえば、

  • スイム会場を視覚的にイメージ
  • 周囲の風景や観客の姿
  • その中で泳いでいる自分
  • 泳いでいる自分を見ている自分
  • それを見ている自分の姿を想像(俯瞰)
  • 海水の色
  • 水温
  • しょっぱさ
  • 波はどの方向なのか
  • 風、日差し
  • 暖かいのか涼しいのか
  • スタート地点の地面はアスファルトなのか芝生なのか。
  • 裸足に伝わる芝生の感触と地面の暖かさ。
  • 周囲にはどのような選手がどのくらいいてどのような格好をしているのか
  • スタート地点から見えるスイム会場の折り返しのブイは何色なのか
  • スイムから上がってきたらどのルートを通ればよいか。

自信をもって本番に臨み、本番で起こりうる様々な状況変化にも「余裕をもって即座に対応」するためには、
このような目的地、ゴールや本番環境の具体的な状況を思い浮かべながら「作戦=目的までに実施する計画と本番の準備」を組み立てていくのが良いでしょう。

おのずと準備すべき項目、クリアすべき課題やタスクが見えてくるはずです。

細かいポイントとしては「現在地を把握=今の実力や状況を把握」のあとに「いったん過去に遡及&俯瞰」してから走り出すと良いのですが、
それらのコツはまた改めて。

今回は誰にでもすぐできる「イメージの基礎練習法」をシェアして締めます。

  1. あなたの好きな風景や場所をイメージ(風景、気温、風の有無、晴れなのか曇りなのか、周囲の人、音、匂い、食事の味etc)
  2. 「見ている」イメージ…自分がそこにいるのを、もう一人が見ている姿を想像
  3. 「している」イメージ…自分がそこで〇〇をしているように思い描く(友達と話をしている、食事をしている、歩いているetc)
  4. それらを行っている自分を離れたところで見ている自分、それを別のところから見ている自分の視点を想像してみる。

ビジネスリーダーやスポーツにも必要なプロフィール「作戦能力」「自信」。

本番にどれだけ強いかが見える「精神の安定・集中」。

モチベーションを構成する「忍耐力」「闘争心」「自己実現意欲」「勝利意欲」。

これらを52の質問で可視化しアドバイスする「心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)結果に基づいたメンタルトレーニングサポート」第二期モニター募集は12月以降を予定しています。
(第一期はおかげさまで募集人員に達し先日締め切らせて頂きました)

現在第二期仮受付中です。ご興味のある方はリンク先フォームよりエントリーしていただければ優先してご連絡いたします。

サービス概要はこちらをご参照ください

 

以上、「作戦能力が低いので梅干しで戦力強化した話 – DIPCA.3」という記事でした。

SNSでも情報発信中です。

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【募集締切】「DIPCA.3検査結果に基づいたメンタルトレーニングサポート(仮称)」モニター募集

【募集締切】「DIPCA.3検査結果に基づいたメンタルトレーニングサポート(仮称)」モニター募集

(11/25追記)
第一期モニター様は募集10名に達したため締め切らせて頂きました。

第二期モニター募集は12月中旬以降に開始見込みです。
先行お申込み受付中です。
こちらのGoogleフォームよりどうぞ。

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「DIPCA.3検査結果に基づいたメンタルトレーニングサポート(仮称)」先行モニターを10名募集します。

【DIPCA.3検査概要】

スポーツの試合では「精神力」が重要とよく言われます。
しかし、精神力の具体的内容はこれまであまりはっきりしていませんでした。
この検査では精神力を12の内容に分け、心理的競技能力と呼びます。
それはどの内容も、競技場面で自己の実力を発揮するのに、非常に大切な心理的能力だからです。
この検査は、みなさんの心理的競技能力の特徴を調べ、心理面のトレーニングに役立てるために行うものです。(DIPCA.3検査用紙から引用)

心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)では、心理的な設問52項目に対して5段階の回答をすることで下記の結果が得られます。

・スコアにより5段階の総合判定(男女別)

・12種類の心理的競技能力の尺度別プロフィールをチャート化
忍耐力、闘争心、自己実現意欲、勝利意欲、自己コントロール能力、リラックス能力、集中力、自信、決断力、予測力、判断力、協調性

・5種類の心理的競技能力の因子別プロフィールをグラフ化
競技意欲、精神の安定・集中、自信、作戦能力、協調性

dipca.3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【事前カウンセリング】

Googleドキュメント内に設けた

・現在の環境

・なりたい姿

・目標

・遮る要因

・リラクゼーション・コンセントレーション

他、全28項目に回答いただきます。

 

【コメント/アドバイス】

心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)で得られた結果内容に基づき、ご自身の強みと弱みを把握できます。
それぞれの特徴に応じて、

・良い部分を伸ばすために必要な考え方、心理的テクニックのアドバイス
・相対的に低い因子をカバーする考え方、心理的テクニックのアドバイス

簡易的なコメント/アドバイスを作成しご提供致します。
(スポーツメンタリスタ/レベル1準拠)

 


※第一期サービスは11/25をもって終了しました。

 

【費用】
1000円

【定員】
先着10名(男女各5名)

※募集人数に達した時点で応募フォームは締切となります。

【お問い合わせ】
info@athletearchitect.net

【費用内訳】
・事前カウンセリング(Googleドキュメント)
・心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)代、用紙往復送料
・検査結果作成費用
・検査結果に基づいた簡易コメント、アドバイス作成(メール)

※DIPCA.3検査用紙は株式会社トーヨーフィジカルの商品です。

【担当】
Shinya Facebook Instagram
対馬 伸也 (Shinya Tsushima)

 

 

 

 

 

 

 

 

対馬 伸也

MAKUMOUZOU代表, Athlete Architect 主宰

会社員時代に腰痛で倒れてから運動に目覚め、ピラティス、ランニングを開始。フル・ウルトラマラソンやトライアスロンで国内外の大会に出場。

2015年より「The highest and toughest cyclosportive in the world」「アマチュアサイクリストの祭典」、オートルートに4年連続出場。

2017年に日本人初のTriple crown rider(ピレネー、アルプス、ドロミテ)達成。2018年より公式アンバサダー就任。

2018年スポーツメンタリスタ/レベル1認定会員。

藤沢市片瀬のリンケージサイクリングにてサイクリングイベント、ガイド業務、営業業務に従事。
現在は自由が丘、江ノ島エリアでサイクリングイベントやピラティスレッスンサービス、オンラインの栄養指導サービスなどを提供中。

 

【メディア紹介実績】
PilatesPlus Vol2

Melos
https://melos.media/hobby/12441/
https://melos.media/hobby/12450/

産経サイクリスト
https://cyclist.sanspo.com/376487
https://cyclist.sanspo.com/432061

タウンニュース
https://www.townnews.co.jp/0601/i/2018/01/19/416037.html

Nice-Martin(NIce Littoral et Vallées)
https://www.pressreader.com/france/nice-matin-cannes/20170820/282067687050499

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【サービス流れ】
・本ページ内のGoogleフォーム内容記入&送信
・自動返信メール内の決済リンクよりクレジットカード決済、または振込にて代金支払
・メールにて事前カウンセリングシートURLを受信、記入&送信(Googleドキュメント)
・当方にて代金決済&事前カウンセリングシート受信確認後、指定の住所にテスト用紙を郵送します。
・テスト用紙に回答を記入し、ご返送下さい。
・記入済みテスト用紙を受領後、1週間を目安に検査結果とコメントをお返しいたします(メール)。

【アンケート】
・結果とコメントをお送りするメール内に、簡単なWebアンケートをお送り致しますので回答にご協力をお願いいたします。今後のサービス改善に役立てます。

DIPCA.3
DIPCA.3

※DIPCA.3検査用紙は株式会社トーヨーフィジカルの商品です。

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※個人の特性やスポーツ、生活環境に合わせたより詳細、継続的なメンタルトレーニングサポートを受けたい方は、スポーツメンタリスタ提携の講師によるサポートをご提供可能です(対面・スカイプ)。

ご希望の方は info@athletearchitect.net までご相談下さい。

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(11/25追記)
第一期モニター様は募集10名に達したため締め切らせて頂きました。

第二期モニター募集は12月開始予定です。
先行お申込み受付中です。
こちらのGoogleフォームよりどうぞ。

 

 

【申込フォーム】