プチ逃げる

プチ・逃げる、ということ

今年もあとわずかですね。

皆さんの2018年はどんな年だったでしょうか。

個人的には激動の年でもあり、多くの出会いと別れのあった年でした。

良いことも悪いことも様々ありましたがすべて自分が選んだ結果であり、

受け容れることにそう時間はかからなそうです。

 

さて、この記事を執筆しているのはクリスマスムードもおちつき、

大掃除やたまった書類、年内タスク処理に追われる最終週の半ば。

 

おおみそかの夜にはどんなことを考えているか、

新年はどのような気持ちで迎えるのか。

少し思いをめぐらせています。

 

この振り返りにもコツがあるようです。
できたこと、得られたこと(できなかったこと、失ったこと)にしっかりと目を向ける。
少し離れたところから自分を見ている感覚が良いでしょう。

過去と現在と今後をみとおして自己承認を繰り返し、修正・微調整。
明確に理解するには紙に書き出すのがコツです。
一歩ずつ確実に進んでいきたいですよね。

 

しっかりと進んでいくためには、目標に向かえているという
「自己効力感」をコントロールするのが大切だということは、前回記事でもお伝えしました。

 

他人の承認を動機にせず、自分の評価軸で行動する。
ゾーン状態の振れ幅を理解・維持する。
揺れながら、軸を感じていく。

自己対話、内観のテクニックはコーチングを受けることで、
根拠をもってコントロールすることは可能です。

(詳しくは過去記事カテゴリMindfulnessでご覧下さい)

 

でも、それらがわかっていても、さまざまな要因でスタックすることはありますよね。

そんなときはいったん小さくリセットして、

狭くなりがちだったご自身の視野を離れたところから観て、

あらたな視点を発見するのも良いでしょう。

 

【Relaxation, Rest, Recreation, Retreat】

この時期にいつも思い出すことがあります。7年前の入院のことです。
運動不足・不摂生がつもりつもって、でした。

 

40歳目前にして様々なことを考える、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
入院中につき、PCやスマホも必要最低限の確認のみ。
PCやスマホをOFFにするだけで頭の中が冴え、ココロがとても軽くなったのを覚えています。

 

デジタルデトックスですよね。
頭がスッキリして空きができたようで、
様々なことを考えることができました。
今となってはこの入院がそれまでの人生を振り返る、よいきっかけでした。

 

このとき考えていたのは「少し人生かえようかな」漠然とした感覚でした。
それまでは数字至上で会社と営業先と家のループで1日が終わり、
週末も仕事のことが頭から離れずにいました。

 

入院生活を終え帰宅すると自宅のポストに入っていた大量のチラシの中に
「ヨガ・ピラティス」の1枚が目にとまりました。

 

これがその後の様々な国内・海外レース出場などへのきっかけになるとは当時は思ってもみませんでした。
振り返ると間違いなく、ここが起点になっているなぁと思います。

 

 

ヨガ・ピラティスをやったことのある方なら共感していただけると思うのですが、
深い呼吸をしながらカラダを動かし、脱力を繰り返すうちに頭の中が澄んできて、
自分の身体のさまざまな部位、細かい筋肉までしっかりイメージできる感覚が生まれてきます。

 

同時に、インストラクターの適切なヴァーバル・タクタイルコントロールと補助で
今まで限界だと思い込んでいた関節可動域も広がり、高度な動きもできるようになっていきます。
一緒にセッションを受けている方との交流もとても助けになります。
ひっぱりあげられる、いっしょに進んでいく感覚ですよね。

 

単に自分でできないと思い込んでいただけで、
もともと様々な動きをコントロールする力が、自分にはあったと思い至る瞬間が、
ヨガ・ピラティスを実践していると多いです。

 

当時これらを実感することでどんどん楽しくなってしまい、
様々なご縁もあってひとまずピラティスのインストラクター資格を取るに至りました。

 

同時期にウォーキングから始めた運動も、
徐々に長い距離が走れるようになる、速く走れるようになるという
徐々にできるようになっている感(自己効力感)」が面白くなり。
アイアンマンレースやエンデュランス系のサイクルレースにもハマっていきました。

 

タイムや順位などは全く興味がなく、
シンプルにできること、世界を広げていっている感覚が楽しくてしょうがない。
そんな感覚でした。

 

遠方のレースに出ると旅行・観光気分もあり、
普段の自分の拠点からはなれ、
いろいろとリセットすることができます。

前述の1枚のチラシに身を任せてみたのと同様、
普段とはすこし違う流れがあればそこ乗ってみる。

 

興味がわいたことに触れてみて「流れに身をゆだねる」というのも良いきっかけでしょう。

 

Haute Route triple 2016
21日間で2,600km走り, 60,000m登った友人達と。オートルートドロミテ2016, Stage6スタート前、イタリア北部の町、ボルツァーノにて

 

リトリート。

聞いたことがある、または既に実践している方もいらっしゃると思います。

英語では「Retreat」、日本語で退却、後退、静養先、隠れ家、避難所、潜伏場所、黙想(期間)。

 

近年では「いまの場所や状態からいったん離れ、新たな場所で自分と向き合い、新しいことをすることで志向・思考の転換を実施して幸せなリスタートをする」という意味でつかわれることが多いようです。

 

個人的には「前述の不摂生がたたって入院」がリトリートでした。
のちに国内・海外の様々なレースにハマっていったのも、
この「リトリート状態」「自己効力感」を自分が欲していたからなのかなぁと今になって思っています。

 

日常生活から少しだけ距離を置いてみる。

日常の自分では実施しないことに身をゆだねてみる。

いったん、リセットする。

揺れながら、動きながら、感じる。

 

2019年はこんな生活サイクルをもう少しとりいれてみても良さそうです。

 

 

週末リトリートイベントを、ピラティス・ヨガ時代に出会った友人が来春、
千葉の奥深くのとあるキャンプ施設で開催します。

 

インドア&アウトドア実施するプログラムで「ボクササイズ×ヨガ」宿泊つきリトリートをプロデュース。
夜はBBQとキャンプファイヤーでとても楽しそうです。
わたくしもスケジュール調整して参加したいなと思っています。

海外で実施する本格的なリトリートは大がかり、旅費もかさんでスケジュール調整・エア手配なども大変ですが、
国内週末実施のこのプログラムで気軽にリトリート気分を味わってみるのもよさそうです。

 

平成から新しい時代に移るタイミングに実施される春のリトリート・トリップで、
「プチ・逃げてみる」「いったんごほうび」「いったんリセット」してみるのも良いですよね。

 

YouTubeで海外のアウトドア系リトリートを見つけました。
とても楽しそうですね。行きたい。

 

春のボクササイズ×ヨガリトリート募集開始しています。

1月末までのお申込で早割適用です。

詳細はイベントページからどうぞ。

 

こちら

 

※  ※  ※

 

再スタートして新たに進んでいく「自信」「決断力」「予測力」「判断力」

自己決定を繰り返しながら進むための「忍耐力」「闘争心」「自己実現意欲」「勝利意欲」

ゾーン閾値コントロールにも役立つ「精神の安定・集中」

 

これらを52の質問で可視化し個別アドバイスする
心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)結果に基づいたメンタルトレーニングサポート

第二期募集は12/21(金)7:30正式エントリー開始しました。
※募集終了、第3期は2019年1月下旬申込開始予定

 

みなさまどうぞ佳い年をお迎えください。

以上、「プチ・逃げる、ということ」でした。

 

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防衛機制で他人にイラついちゃった・オラオラしちゃったときに思い出したいホピ族のことば。

防衛機制で他人にイラついちゃった・オラオラしちゃったときに思い出したいホピ族のことば。

「怒りは自分に盛る毒」という言葉。

それをふとしたタイミングで思い出します。

なんとなく心の中に残っているみたいで。

なぜなのかはわかりません。

 

現在も350部族いるアメリカ先住民の少数部族、ホピ族に伝わる格言です。

「怒り」は喜怒哀楽、人間のさまざまな感情の中で激しいものですよね。

 

怒りのコントロール、アンガーマネジメントに関しては様々な書籍やWebでも目にします。

 

社会生活を行っている以上、人間関係で悩むことは多いですね。

多かれ少なかれ他者と関わり合いは持つものですが、

「あの人といるとなんかイラつく」「何故かわからないがあのひと苦手だ」っておもうときありませんか?

…と問うとまあ残念ながら、失礼ながら何となく浮かんでくる顔ってみなさん、ありますよね。

 

「防衛機制」という心理学用語があります。

内的要因でココロに不安が生じた場合、

無意識に心理的安定を保つため、6種の認知の変化でカバーしようとします。

ざっと挙げると「投影」「抑圧」「合理化」「知性化」「反動・形成」「昇華」。

ここでは、このうち「投影」について少し書いていきましょう。

 

この人キライ!ってときにはこの記事でもすこし触れた「認知の歪み」が起こっています。

防衛反応が働いているんです。

 

試しにいまあなたが「嫌いなひと」「合わない・しっくりこない感じのひと」を一人思い出してみてください。

そしてそのひとの嫌いな・合わない理由や事柄を紙に具体的に書き出してみましょう。

その紙に書いた項目を読んでみて、何故か不安感に襲われませんか?

「あれ?自分でもこれ、やってたらどうしよう?」って。

(安心してください。みんな同じです。ポイントはその感情を「どう扱うか」です)

 

人に投影してみてはじめて自分の足りない、至らない、満たされない点に気づく。

でも普段は「自分の投影」って意識することはなかなか難しい。

人に対して怒りやキライな感情が出てきた場合には、

このことを思い出すとよいかもしれませんね。

 

自分のことってわかっているようでわかっていないんですよね。案外。

 

 

先日よりサンポート高松トライアスロンの回想ばかりしていますが、

最近実施しているメンタルトレーニング系の書籍を読んでいると

当時のことで改めて様々な気づきがあるんですよね。

ここのところスイムの話題が続いたので、今回はバイクの失敗談でいきましょうか。

 

アンガーマネジメントに失敗してレース中に事故をおこしたときのお話をしましょう。

 

2013年9月15日の高松市内は前日夜半過ぎから雨が降り始め、

大型台風「マンニィ」が日本列島に差し掛かろうとするところでした。

四国地方はやや台風の進路からそれており風はそれほど強くなかったものの、

高松市内に設けられた会場はレース開始の7時には雨あしが徐々に強くなっていました。

 

T1(トランジション1、スイム→バイクのチェンジ)でバイクをラックから降ろし、

スタート地点までバイクを押して走るわけですが、

トランジションエリアの芝生にはすでに大きな水たまりが点々としています。

小走りで濡れたアスファルトに出るとシューズのクリート(ペダルとバイクシューズを固定する、シューズ裏にあるプラスチックの突起)が滑り転びそうになりつつスタートラインまでよちよち歩き。

 

サンポート高松トライアスロンはいわゆる「都市型トライアスロン」で、

バイクは高松市中心部を4周回、約40㎞のコース。

特に駅周辺の大通りを走るのは爽快感があります。

 

が、この日はスリッピーでバイクコントロールにいつも以上に注意が必要な状態でした。

1周回目は路面状況とコーナリング箇所(右左折、Uターンなど)の把握のためにスピードを抑えて走行。

慣れてくる2周回目からは徐々にスピードを上げてタイムを縮め、バイクフィニッシュ1時間15分~20分の目標でした。

 

1周目、2周目は無難にクリアし、路面にも慣れてきた3周回目。

たまたまコース上で私と同じくらいの走力の選手と、抜きつ抜かれつのせめぎあいをしていました。

 

駅前の大通りを走る爽快感と、ウェットな路面でも「直線はスピードあげてOK」という慢心。

お互いに車間距離の取り方もすこしよくなかったかもしれません。

 

減速→コーナリング→加速を繰り返しながら、

抜くたびに「どうだ!」

抜かれるたびに「イラっと」。

 

コーナー直前の減速タイミングで抜いてくる相手に対し「なんでここで?」と怒りの感情。

やられたらやり返す。

相手もイラついているのが伝わります。

 

相手のコーナリング前のスピードダウンを利用して抜く、ということを繰り返すうちに

ドラフティング禁止ルールを意識していたこともあり、お互いに徐々にブレーキングが遅くなっていました。

(ドラフティング禁止=トレインを組む、前の選手を風よけにして走ることはトライアスロンでは禁止)

 

3周回目終盤、高松中央通りコーナリングに差し掛かります。

「次の左コーナーを利用してアウト(外側)から追い抜こう」

 

このとき、私の頭の中は「どうだ」「いままで邪魔しやがって」という怒りの感情に支配されていました。

今思うと信じられないのですが、ほぼ減速せずライバル選手を抜いてから大きく膨らんで左折エリアに。

曲がりはじめた瞬間、咄嗟にコーナリング中一番やってはいけない

「前輪のみの急ブレーキ」をかけてしてしまったのです。

前輪がロックし、視界が傾き目の前に地面が近づいてきます。

転ぶ瞬間はやっぱりスローモーションでした。

 

アウトからカーブに入ったため不幸中の幸い(?)単独落車で他の選手を巻き込む大事故には至りませんでしたが、

自分が怒りに支配されて冷静さを欠いたことを反省する出来事でした。

 

 

 

怒りの感情を持つと他者に対して攻撃的な言動が多くなります。

イライラ、オラオラしちゃいますね。

 

攻撃的な感情に支配されると心拍数も上昇し脳内は「戦闘モード」に入ります。

メンタルトレーニング視点でいえば、「外的要因に感情を支配されてよくないサイキングアップ→暴走→ZONEを通り越した状態」とでも言いましょうか。

これでは「失敗」エリアに振切る状態へまっしぐらです。

競技によっては冷静な戦い方はできずにたいせつな情報を見落とし、事故や失敗につながっていきます。

 

逆U字曲線

 

でもよく考えると戦闘しなければならないのは「自分を守る必要があるから」なんですよね。

相手が自分の思う通りに動いてくれない(=すぐ抜き返してくる)、

相手に自分を投影し、自己防衛のために戦闘し(=抜き返して優位に立つ)ことで相手をコントロールしようとしいたのです。

なかなか根が深い。

 

 

「怒りは自分に盛る毒」という言葉。

 

試しにいまあなたが「嫌いなひと」「合わない・しっくりこない感じのひと」をもういちど思い出してみてください。

そしてそのひとの嫌いな・合わない理由や事柄を紙に具体的に書き出してみましょう。

その紙に書いた項目を読んでみて、自分もこれをやっているからこの感情が生まれているんだな

と感じた後に、そのひとの良いことをすこしだけ想像してみましょうか。

そしてここがポイントなんですが、

「あのとき相手はそんなつもりなかったかも」

と思い始められたらOKです。

 

こじつけでも構いません。想像するだけですから。

感情がおさまり、すこしだけココロが暖かくなりませんか?

 

人に投影してはじめて自分の足りない、至らない、満たされない点に気づく。

でも普段は自分の投影となかなか意識は難しい。

人に対して怒りやキライな感情が出てきたときは、

このことを思い出すとよいかもしれませんね。

 

「かんしゃくを起こすと友人を失う 嘘をつくと自分自身を失う」

これもホピ族のことば。

 

自分のことってわかっているようでやっぱりわかってなかったですね。意外と。

まあ、それもよし。

 

さて、週明けは朝いちばんできらいな上司の顔を思い出して、

ちょっと面白いところとか想像してみましょうか。

意外とそのひと、いい人かもしれませんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホピ族のダンス動画を見つけました。

セドナで実施された支援団体主催のイベントの様子です。

アパッチ族への感謝と、冬至のダンス。

感謝をあらわすことは、そのひとのみならず自分にも感謝するということ。

 

 

※  ※  ※

 

怒りをコントロールするための「精神の安定・集中」

さまざまなシチュエーションでモチベーションを維持する「忍耐力」「闘争心」「自己実現意欲」「勝利意欲」

咄嗟の判断、対応にも必要な「自信」「決断力」「予測力」「判断力」。

チームビルドに必要な「協調性」

これらを52の質問で可視化し個別アドバイスする「心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)結果に基づいたメンタルトレーニングサポート

 

第二期モニター募集は内容を一新して12/21(金)7:30正式エントリー開始予定です(募集記事が公開されます)。

 

現在、第二期モニター先行受付中です。
ご興味のある方は【リンク先Googleフォームよりかんたんエントリーしていただければ優先してサービス仕様などのご連絡をいたします。

 

以上、「防衛機制で他人にイラついちゃった・オラオラしちゃったときに思い出したいホピ族のことば。」でした。

 

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