ピラティスしてたら1+1のこたえと破壊について考え込んだ話

ピラティスしてたら1+1のこたえと破壊について考え込んだ話

腰痛に悩んでいる方けっこういますよね。

わたくしもそうです。

正確には過去、そうでした。

 

医療系システム関連営業をしていましたので、営業車で各地をとびまわってでっかいサーバー端末やPC端末、プリンターなどを納入する際に無理して持ちあげたりしているのが腰にわるかったのでしょう。あるひ営業車を降りた瞬間に膝から(腰から?)崩れ落ちました。

 

意外と重症で入院までしてしまったんですが、

退院後に自宅のポストに入っていた「ピラティス教室」の1枚のチラシ。

腰のまもりかた、そもそもカラダの正しいうごかしかたを学べるなと直感し。

その場で正式に申込んでビギナークラスに通いだしました。

 

ピラティスは、ドイツのジョセフ・ピラティスさんが自分自身のカラダの強化のために編み出したエクササイズです。

ドイツの傷病兵がベッドに寝たままインナーマッスルを強化できるリハビリテーション系のエクササイズとして評価され、アメリカに渡ってからはダンサーや俳優、スポーツ選手にもパフォーマンスを向上させるエクササイズとして広まっていきます。

「身体のストレッチ、筋力強化、バランス強化を目的としてデザインされたエクササイズと身体の動作法を実践するエクササイズ」として日本でも愛好家が増えています。

 

ピラティスを実践していて感じるのは、深い呼吸とともに安定したカラダの芯、軸から頭部、体幹部、四肢や指先までしなやかに何度もうごかしていくことで

カラダの感覚が研ぎ澄まされ、「自分自身でカラダを動かしている実感」を感じる能力が高まることです。

この感覚は自己肯定感の向上に繋がり、カラダの動きに集中することは自分自身の内側を見ている感覚がうまれます。

俗にいう「内観」の状態ですね。

 

ピラティスエクササイズを行うことで日々の生活ですこしづつずれはじめていたカラダの軸や機能は修正されていきます。

関節可動域もひろがり、伸びるべき部位は適正な長さへ。あるべき骨の部位はご自身の一番機能的な位置へ移動しはじめ、本来の動き・能力を取り戻します。

メンタルトレーニングでは自己効力感を大切にサポートしていますが、

自分のカラダをコントロールできる幸せな感覚はまさにこれです。

 

数週間経った頃。

スタジオから駅まで向かういつもの道の風景が変わったことに気づきました。

しっかりカラダを動かし伸縮を繰り返すことで立位、あるく姿勢がよくなったようです。

端的に言えば、背が高くなった感じでした。背筋が伸びて目線がすこし高くなったのでしょう。いまでも忘れられない感覚です。

 

 

「1万時間の法則」ってご存知でしょうか。

すこし前に話題になったので覚えている方もいらっしゃるかと思います。

特定分野で一流になるために必要な練習時間の目安として

心理学者のアンダース・エリクソン博士が提唱したものです。

 

ただ単純に1万時間を費やすだけではだめで、

目的、意図をもった練習である必要があるということ。

そのためには明確な目標とそこに向けた道筋を自己決定し、修正しながら目的地へ進み続ける状態が必要ですよね。

1万時間といえば1日8時間練習するとして3年以上かかる計算です。

 

もうひとつ。

守破離の法則はいかがでしょうか?

守・・・師や流派の教え、型などを忠実に守り、真似し、確実に身につける段階のこと

破・・・教え、型に対して窮屈さを感じた時点でいったん破り、活用・応用して自分の型を模索、試行錯誤する段階のこと

離・・・「破」の試行錯誤を経て自分の型を確立するために師の教え、型を自分の導き出した型から俯瞰し両方の良さが理解できている段階のこと

 

一流になるためにはこの1日8時間以上、3年以上の時間を「守」だけではなく、細かい守・破・離を繰り返すとよいのかなと感じています。

新しい分野に飛び込んだならば守のところ、ベースをしっかりと築きつつ。

いったん破壊しても残る土台を着実に。守・破を繰り返す。

ひとつの動作を繰り返し、考え、修正し進み続ける。

それらをいったん離れた、別の視点から俯瞰する。

 

 

1と1を足すと答えは2でしょうか。

算数的には2で正解ですよね。

 

でも、その1がどんな「1」なのかって前提を覆してみると答えが「2」だけではないことに気づきます。

 

コップの水にもう一方のコップの水を足したなら。

体積は2倍だけど答えは「1」でもよさそうです。

 

砂浜で右手にすくい取った砂と。

左手ですくいとったもうひとかたまりの砂だったら。

 

同じように体積は2倍になるけど砂の粒子で考えたなら(あまのじゃくでしょうか)

2どころではないですね。

 

だれもが疑ったことのない「1+1のこたえ」。

なにも疑問にかんじずにいれば新たな発見はありません。

「さいきん新しい発見ってしていないな」って少し感じるようなら。

そろそろちいさく「破」を試してみるのもたのしそうです。

 

 

守・破・離の話題だったので今日の動画はこれでしょうか。

なつかしのブロック崩し動画。

ボリュームのつまみみたいな回すコントローラーのこまかいうごきが難しくて難しくて。。


(おっさん歓喜)

 

以上、「ピラティスしてたら1+1のこたえと破壊について考え込んだ話」でした。

 

この記事を書いた人→Shinya

 

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プチ逃げる

プチ・逃げる、ということ

今年もあとわずかですね。

皆さんの2018年はどんな年だったでしょうか。

個人的には激動の年でもあり、多くの出会いと別れのあった年でした。

良いことも悪いことも様々ありましたがすべて自分が選んだ結果であり、

受け容れることにそう時間はかからなそうです。

 

さて、この記事を執筆しているのはクリスマスムードもおちつき、

大掃除やたまった書類、年内タスク処理に追われる最終週の半ば。

 

おおみそかの夜にはどんなことを考えているか、

新年はどのような気持ちで迎えるのか。

少し思いをめぐらせています。

 

この振り返りにもコツがあるようです。
できたこと、得られたこと(できなかったこと、失ったこと)にしっかりと目を向ける。
少し離れたところから自分を見ている感覚が良いでしょう。

過去と現在と今後をみとおして自己承認を繰り返し、修正・微調整。
明確に理解するには紙に書き出すのがコツです。
一歩ずつ確実に進んでいきたいですよね。

 

しっかりと進んでいくためには、目標に向かえているという
「自己効力感」をコントロールするのが大切だということは、前回記事でもお伝えしました。

 

他人の承認を動機にせず、自分の評価軸で行動する。
ゾーン状態の振れ幅を理解・維持する。
揺れながら、軸を感じていく。

自己対話、内観のテクニックはコーチングを受けることで、
根拠をもってコントロールすることは可能です。

(詳しくは過去記事カテゴリMindfulnessでご覧下さい)

 

でも、それらがわかっていても、さまざまな要因でスタックすることはありますよね。

そんなときはいったん小さくリセットして、

狭くなりがちだったご自身の視野を離れたところから観て、

あらたな視点を発見するのも良いでしょう。

 

【Relaxation, Rest, Recreation, Retreat】

この時期にいつも思い出すことがあります。7年前の入院のことです。
運動不足・不摂生がつもりつもって、でした。

 

40歳目前にして様々なことを考える、ゆったりとした時間を過ごすことができました。
入院中につき、PCやスマホも必要最低限の確認のみ。
PCやスマホをOFFにするだけで頭の中が冴え、ココロがとても軽くなったのを覚えています。

 

デジタルデトックスですよね。
頭がスッキリして空きができたようで、
様々なことを考えることができました。
今となってはこの入院がそれまでの人生を振り返る、よいきっかけでした。

 

このとき考えていたのは「少し人生かえようかな」漠然とした感覚でした。
それまでは数字至上で会社と営業先と家のループで1日が終わり、
週末も仕事のことが頭から離れずにいました。

 

入院生活を終え帰宅すると自宅のポストに入っていた大量のチラシの中に
「ヨガ・ピラティス」の1枚が目にとまりました。

 

これがその後の様々な国内・海外レース出場などへのきっかけになるとは当時は思ってもみませんでした。
振り返ると間違いなく、ここが起点になっているなぁと思います。

 

 

ヨガ・ピラティスをやったことのある方なら共感していただけると思うのですが、
深い呼吸をしながらカラダを動かし、脱力を繰り返すうちに頭の中が澄んできて、
自分の身体のさまざまな部位、細かい筋肉までしっかりイメージできる感覚が生まれてきます。

 

同時に、インストラクターの適切なヴァーバル・タクタイルコントロールと補助で
今まで限界だと思い込んでいた関節可動域も広がり、高度な動きもできるようになっていきます。
一緒にセッションを受けている方との交流もとても助けになります。
ひっぱりあげられる、いっしょに進んでいく感覚ですよね。

 

単に自分でできないと思い込んでいただけで、
もともと様々な動きをコントロールする力が、自分にはあったと思い至る瞬間が、
ヨガ・ピラティスを実践していると多いです。

 

当時これらを実感することでどんどん楽しくなってしまい、
様々なご縁もあってひとまずピラティスのインストラクター資格を取るに至りました。

 

同時期にウォーキングから始めた運動も、
徐々に長い距離が走れるようになる、速く走れるようになるという
徐々にできるようになっている感(自己効力感)」が面白くなり。
アイアンマンレースやエンデュランス系のサイクルレースにもハマっていきました。

 

タイムや順位などは全く興味がなく、
シンプルにできること、世界を広げていっている感覚が楽しくてしょうがない。
そんな感覚でした。

 

遠方のレースに出ると旅行・観光気分もあり、
普段の自分の拠点からはなれ、
いろいろとリセットすることができます。

前述の1枚のチラシに身を任せてみたのと同様、
普段とはすこし違う流れがあればそこ乗ってみる。

 

興味がわいたことに触れてみて「流れに身をゆだねる」というのも良いきっかけでしょう。

 

Haute Route triple 2016
21日間で2,600km走り, 60,000m登った友人達と。オートルートドロミテ2016, Stage6スタート前、イタリア北部の町、ボルツァーノにて

 

リトリート。

聞いたことがある、または既に実践している方もいらっしゃると思います。

英語では「Retreat」、日本語で退却、後退、静養先、隠れ家、避難所、潜伏場所、黙想(期間)。

 

近年では「いまの場所や状態からいったん離れ、新たな場所で自分と向き合い、新しいことをすることで志向・思考の転換を実施して幸せなリスタートをする」という意味でつかわれることが多いようです。

 

個人的には「前述の不摂生がたたって入院」がリトリートでした。
のちに国内・海外の様々なレースにハマっていったのも、
この「リトリート状態」「自己効力感」を自分が欲していたからなのかなぁと今になって思っています。

 

日常生活から少しだけ距離を置いてみる。

日常の自分では実施しないことに身をゆだねてみる。

いったん、リセットする。

揺れながら、動きながら、感じる。

 

2019年はこんな生活サイクルをもう少しとりいれてみても良さそうです。

 

 

週末リトリートイベントを、ピラティス・ヨガ時代に出会った友人が来春、
千葉の奥深くのとあるキャンプ施設で開催します。

 

インドア&アウトドア実施するプログラムで「ボクササイズ×ヨガ」宿泊つきリトリートをプロデュース。
夜はBBQとキャンプファイヤーでとても楽しそうです。
わたくしもスケジュール調整して参加したいなと思っています。

海外で実施する本格的なリトリートは大がかり、旅費もかさんでスケジュール調整・エア手配なども大変ですが、
国内週末実施のこのプログラムで気軽にリトリート気分を味わってみるのもよさそうです。

 

平成から新しい時代に移るタイミングに実施される春のリトリート・トリップで、
「プチ・逃げてみる」「いったんごほうび」「いったんリセット」してみるのも良いですよね。

 

YouTubeで海外のアウトドア系リトリートを見つけました。
とても楽しそうですね。行きたい。

 

春のボクササイズ×ヨガリトリート募集開始しています。

1月末までのお申込で早割適用です。

詳細はイベントページからどうぞ。

 

こちら

 

※  ※  ※

 

再スタートして新たに進んでいく「自信」「決断力」「予測力」「判断力」

自己決定を繰り返しながら進むための「忍耐力」「闘争心」「自己実現意欲」「勝利意欲」

ゾーン閾値コントロールにも役立つ「精神の安定・集中」

 

これらを52の質問で可視化し個別アドバイスする
心理的競技能力診断検査(DIPCA.3)結果に基づいたメンタルトレーニングサポート

第二期募集は12/21(金)7:30正式エントリー開始しました。
※募集終了、第3期は2019年1月下旬申込開始予定

 

みなさまどうぞ佳い年をお迎えください。

以上、「プチ・逃げる、ということ」でした。

 

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