イタリアで最も豪華なスキーリゾートの1つといえば、山岳リゾートの”コルティナ・ダンペッツォ”。
2026年の第25回冬季オリンピックの開催地です。
その”コルティナ・ダンペッツォ”を中心にドロミテ山脈のユネスコ世界自然遺産を走る
“オートルートドロミテ2020″は、6月12日から14日の開催が決定しました。
2020年から復活する”オートルート・コンパクト”。
オートルートピレネー、オートルートアルプス。
そして、2017年大会まで7日間の設定で開催していたオートルートドロミテ。
後半のステージ5〜7の3日間を、レギュラーコースの選手たちと合流するレースとして実施されました。
その後一時廃止されるも、各地で開催される旅+サイクリングレース色の3日間シリーズで、
オリジナルコースから距離を少し削り、峠の数も少なくした”オルタナティブコース”として復活。
オートルートサイクリング初〜中級者にも挑戦しやすい設定で、年々エントリー数も増えています。
オートルートサイクリングに挑戦してみたい方にとって、
オリジナルとコンパクト(オルタナティブ)の2つのコースが用意され、
ドロミテ山脈を象徴する”鋸の刃、雪に覆われたギザギザの山”を走破する「オートルート・ドロミテ」は素晴らしいサイクリング体験を味わえる、絶好の機会です。
価格面でもレギュラーコースに比べエントリーしやすい「コンパクト」は、
オートルート入門編として海外サイクリングレース初心者の方には、ベストな選択とも言えます。
海抜2,000メートルを超えるドロミテの息をのむような、挑戦的な峠の数々を超えて見えてくる景色を、
ぜひあなたも味わってみてください。
2019年のオートルートドロミテの動画はこちら。
オートルートサイクリングに準備とサポートが必要な場合、オートルート公式サイトに「トレーニング」セクションがあります。
当サイトでもフォロー、アテンド致しますので気軽にご相談下さい。
オートルート・ドロミテ2020 コース(コンパクトとオリジナル)
コンパクトコース
オートルートドロミテ2020のコンパクトコースは2019年とほぼ同じルートを、
反対側から登る設定。
コルティーナダンペッツォから出発するステージ1。
ファルツァレーゴ峠の登山から始まり、カンポロンゴ峠の”短くてパンチのある登り”を経て、
バルパローラ峠に登る走行距離67KM / 2250M+。
ステージ2はジアウ峠、ファルサレーゴ峠を昨年と反対側から登る、47.5KM / 2000M+。
最終日ステージ3は個人タイムトライアル。
ステージ1の最初の峠、パッソバルパローラの反対側を登る17.5 km / 1000M+でフィニッシュ。
オリジナルコース
もしあなたが既に十分なトレーニングを実施していたら、
コンパクトコースに物足りなさを感じるかもしれません。
ぜひオリジナルコースに挑戦する事を検討してください。
初日は海抜2,000メートル超えの高いエリアを走り、合計5つもの峠を登る走行距離97km、累積標高は3,300m。
2日目は3つの峠を登るコース。
ジアウ峠、ファルサレーゴ峠を登り、ラストは「3つのピーク=3 cime」、
標高2999 mの岩山群”トレ・チーメ・ディ・ラヴァレード”に登ります。最後の4kmは、平均勾配12%。
3日目は、パッソバルパローラのタイムトライアル(コンパクト同ルート)に挑戦します。最初の約3kmは勾配6−7%、あとはほぼ9〜10%勾配が続きます。
オートルートに興味のある方、エントリー希望の方はアテンド致しますので気軽にご相談下さい。