湘南平塚里山ポタリングとヤビツ峠ヒルクライム

湘南平塚里山ポタリングとヤビツ峠ヒルクライム90km

鵠沼海岸発着定期ツアー、ヤビツ峠ヒルクライムと平塚、伊勢原、秦野周遊ポタリング。

ガイドがサポートしながらのぼります。ヤビツ峠チャレンジ、フィットネスにも最適なツアーです。

 

平塚、北金目、大根の里山風景。

金目川サイクリングロードと大根川、鈴川沿い、相模川沿いのどかなポタリング。

R246沿いの坂道脚慣らしとマニアックな善波峠ヒルクライム、善波隧道。

サイクリストの聖地化がすすむヤビツ峠ヒルクライムと知る人ぞ知る、美しい大自然エリア。

神奈川県の大自然を満喫し、登りもたのしむ90km。

獲得標高はほぼ1,000m、初開催のツアー記録です。

 

 

暑い1日でしたが、緑のシェードエリアに入れば風が心地よいポタリング。

遠方からお越しいただき湘南の里山風景、オーシャンビュー、リバーサイドビューをお楽しみいただけたようで嬉しいです。

安全走行にご協力くださり、ありがとうございます。

 

東海道五十三次の側道、ヤビツ峠にまつわる歴史、平塚伊勢原秦野の大自然満喫ツアー

東海道五十三次、平塚宿と箱根駅伝平塚中継所

鵠沼海岸発着のサイクリングは、東海道五十三次ルート、箱根駅伝ルートをたどるのも楽しさのひとつ。

品川から西へ川崎、神奈川、保土ヶ谷、戸塚、藤沢、平塚、大磯、小田原、箱根・・・

 

東海道五十三次、七番目の宿場町、平塚。

 

箱根駅伝では往路3区と4区。

復路は7区と8区の平塚中継所(唐ケ原交差点)。

富士山と相模湾を望みながらの激走は毎年、目が離せませんよね。

 

そんなエリアから、このツアーはスタートです。

 

ヤビツ峠、大山の金目川源流、花水川と相模湾

平塚中継所のある唐ケ原交差点、相模湾に繋がる花水川沿いを北上すると金目川に分岐し、平塚市から伊勢原、北金目、鶴巻温泉、秦野まで。

金目川はヤビツ峠ヒルクライム前半区間左側に位置し、蓑毛バス停付近から右斜め前方(北北東)に流れる川。

法蓮寺大日堂、みのげマス釣りセンター付近を遡り辿ると春嶽湧水、金目ダム、髭僧の滝。

ちょうどヤビツ峠レストハウスの南東方面に位置するこの源流から金目川、花水川を経て相模湾に流れる豊かな河川の源流を辿る、サイクリング。

 

ヤビツ峠ヒルクライム区間は途中で合流地点をあらかじめ共有した、フリー走行区間です。

途中で写真スポットもあるので、可能な限り一緒のペースでのぼりましょう。

遅れても大丈夫。細かく休憩しながらいきましょうね。

 

タイム自己計測したいかた、限界まで追い込みたい方、全力でもがきたい方も。

(2カ所設定の合流地点でお待ちくださいね)

 

週末はサイクリスト、車の往来おおめのヒルクライム、ダウンヒルです。

危険箇所は都度ガイドします。マイペースでわたくしといっしょに、のぼりましょう。

 

ヤビツ峠の概要は、私が製作している下記のサイトで詳細を確認してみてくださいね。

 

https://biketraverse.jp/cols-14-14-yabitsu-pass/

 

平塚、北金目、大根の里山風景

このエリアののどかな田園風景ポタリングは、まだあまり注目されていないのでしょうか。

Instagramなどで検索してもあまりでてきません。

魅力的な地域ですよ。

募集ページにも使用した写真をいくつか(5月、曇りでした)。

平塚里山ポタリング写真1-湘南鵠沼海岸自転車部平塚里山ポタリング写真2-湘南鵠沼海岸自転車部平塚里山ポタリング写真3-湘南鵠沼海岸自転車部

 

遠くまでつづく田園風景に白い軽トラ。ゆっくりとはしっている風景が好きです。

地元の方が手入れされている紫陽花さん遊歩道があります。

このツアー企画、試走をしていた頃は写真のように満開でした。

 

大根川、鈴川の緩やかな川の流れもみていてとても癒されます。

みあげれば、これからのぼるヤビツ峠。心の準備もしながら。

 

この北金目、大根、伊勢原、鶴巻温泉エリア。

3月から5月はいちご狩り、5月は鯉のぼり祭り、この時期はひまわり畑もGood。

 

・・とはいえ、大型車の往来があるルートもあり、ポタリング設定は当初、苦戦。

なんどもテストライドと修正を繰り返しました。

最新ルートは穏やかな道をえらんではしりますので、ご安心くださいね。

 

実はわたくし、学生時代この近くに住んでいたんですよね。

とても懐かしい想いをいだきつつ、ガイドさせていただきました。

 

善波峠のヒルクライムルート

ヤビツ峠は有名ですよね。

その近くにある「善波峠」、ご存知でしょうか。

R246の善波トンネル西側手前にある側道にはいると、急に雰囲気がかわります。

この日は写真撮影できませんでしたが、

ヤビツ峠と合わせて走ってみるのもよいでしょう。

旧善波トンネル(旧善波隧道)のえもいわれるひんやり感は、別世界。

 

この善波峠。

ちょうど伊勢原市と秦野市の境にあります。

東京都港区の赤坂御門から川崎、厚木、伊勢原、秦野、曽屋、千村を経て矢倉沢関所を越え静岡県沼津市にいたる「矢倉沢往還」の難所。

東海道といえば五十三次、この善波峠ルートは迂回路として物資の輸送などに使われていたそうです。

 

ルートプロファイルは下記からどうぞ。

https://biketraverse.jp/cols-14-14-zenba-pass/

 

 

ヤビツ峠、名の由来とまつわる歴史、三増峠の戦い

ヤビツ峠は、神奈川県秦野市にある峠。南側から登る表ヤビツ、北側から登る裏ヤビツ、2つのヒルクライムルート。

表ヤビツから登り、裏ヤビツをダウンヒルして宮ヶ瀬方面に抜けるサイクリングもおすすめです。

裏ヤビツが好きというサイクリストも多いですよね。

 

ヤビツの漢字表記は、「矢櫃」。

矢を収納する入れ物=矢櫃に由来するようです。

 

戦国時代、相模国の北条氏と甲斐国の武田氏の争い(のちに甲相同盟で和解)、駿河今川氏も加わり甲相駿三国同盟締結に至るものの、のちの川中島の戦いを契機に武田氏が方針転換、三国同盟を破棄し駿河侵攻を実施。

これにより当初の甲相同盟も破綻し、北条氏は越後上杉氏と越相同盟を結び、武田氏に対抗。

 

駿河侵攻の翌年、武田信玄は後北条氏の小田原城を包囲し挑発。

一方、北条氏は三増峠に移動し待ち伏せ。

甲斐国に戻る途中の武田軍を攻撃する「三増峠の戦い」が勃発。

序盤は北条氏有利だったものの、志田峠に移動した武田軍別部隊による高い位置からの奇襲に遭い、戦況は急激に悪化。

最終的に武田軍の勝利とされています。

 

https://biketraverse.jp/cols-14-14-mimase-pass/

https://biketraverse.jp/cols-14-14-shida-pass/

 

高低差のある山岳地帯の戦による死者は武田軍・北条軍合わせて4000人以上。

このヤビツ峠にもいくつかの伝説が残っています。

 

厳しい戦によりちりぢりになった北条軍。

丹沢山中に迷いこみ彷徨い、自軍の負けを悟った兵士は身につけた「矢櫃」を次々に山中に捨て、身軽になり登った峠がこの「矢櫃峠」と言われています。

餓死した兵士も多く一部は成仏せず妖怪「餓鬼」となり、この峠を登る旅人はその影響からか、異様な空腹に悩まされることが多かったとの伝説。

 

もし、ヤビツ峠をヒルクライム中に空腹感を感じたら・・・

(はやめに補給してくださいね・・・)

 

ヤビツ峠レストハウスのランチ

ツアー中盤は、ヤビツ峠をヒルクライム終了してちょうどおりかえし。

頂上にある「ヤビツ峠レストハウス」で地産地消ランチを。

テラス席、屋内席どちらも感染対策しっかり。

 

おすすめは「丹沢ロイヤルカレー」。

地元の「三元豚」ごろっとプラス「秦野檸檬」隠し味、付けあわせはご主人の栽培した野菜を漬けたものなど、日替わりで。

ソフトクリームも直球ど定番ですね。

大山、秦野盆地をテラスから眺め、舌鼓、地元のおすすめルートや、これから挑戦したい峠、旅した地域の話で盛り上がりました。

 

また湘南を走りましょう。私も、遊びにいきますね。

 

湘南平塚里山ポタリングとヤビツ峠ヒルクライム90kmツアーのようす

 


その他の写真はInstagramから

 

ツアー参加リクエスト:湘南平塚里山ポタリングとヤビツ峠ヒルクライム90km

当ガイドによるヤビツ峠ヒルクライム、平塚里山サイクリングツアーにご参加希望の方はツアーカレンダーから日程をご確認ください。

2名以上で参加希望のかたは、カレンダーの日程にかかわらず貸切プラーベートツアーにエントリーいただけます。

ご参加お待ちしております!

 

湘南平塚里山ポタリングとヤビツ峠ヒルクライム90km

 

 

月定額ツアーリクエスト:湘南鵠沼海岸自転車部

平日、土日祝祭日ふくめ月間20ほど開催する定期ツアーにエントリーしほうだいのサイクリンググラブ。

ご登録はセキュリティあんしんのSquare決済のみ(Square PAY)。

ご登録完了後、クラブ会員様は無料でツアーにご参加いただけます。

 

新規入会ご希望のかたは、30日間おためし期間あり。

詳細は、下記ページをご覧ください。

お申し込みはページ内のオレンジ色のバナーから。

ご質問は、ページ下部のフォームからどうぞ。

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